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総合防災訓練の成果とこれから~何のための総合防災訓練か~

令和元年第3回(9月)定例議会

総合防災訓練は、中学校区を単位に毎年10月に行われています。10年ほど前から、学校の登校日とする等、子どもたちの参加を通じて地域連携を深める取り組みもされ、年々参加・協力団体が増え、規模は大きくなっていますが、開催の目的である「地域の防災力の向上」や「住民の連携意識の醸成」はどのくらい達成できているでしょうか。

訓練の成果は、毎年どのように検証され共有されているか。
参加団体等からもらっているアンケートの内容を検証し、次年度の訓練に反映させているが、参加市民との共有は行っていない。
総合防災訓練を契機に地域連携の取り組みが進められた事例はあるか。
同じ避難所に避難する自主防災組織間の連携の必要性などを理解していただき、一部の地区では、連合体による自主防災組織の運営が行われている。

一部の地区の市民は自主的に連合体をつくって避難所運営訓練を行っているのに、市では連合体の定義を定めておらず、総合防災訓訓練でも主催である市と連合体が連携することがないという。市が自ら地域連携をしないなら、いったい何のために、毎年、地域の学校を舞台に、しかも地区を変えてやっているのでしょうか。
本来なら、総合防災訓練をきっかけに、地域の連合体づくりが進むように働きかけるべきでしょう。

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