令和2年第4回(12月)定例議会
これまでは県が行ってきた福祉事業の指定や認可が市に移管され、福祉サービスの「質」の責任を市が負うことになっている。急増した保育施設の「保育の質」が疑われる事案も耳にし、小規模保育施設が突然の閉園となった。市の監査体制はどうなっているのか。
小規模保育施設はかなり以前(10年以上前)から保育サービスを提供してきたが、「ようやく」今年の5月に要綱制定して重い腰をあげた。長年にわたって「監査の体制」をつくってこなかったのだ。
事件や事故が起きていないから監査しなくていいではなく、事件や事故が起きないようにするのが監査だ。端的に言って、「監査する状況はないかしていない」ではなく「体制が整っていないからやれない」という状態だ。「保育の質」への責任をもっと自覚してほしいと思う。
保育の現場をよく知っているベテランの再任用職員を活用して早急に体制づくりをしてほしい。