令和2年第4回(12月)定例議会
文科省の調査によると、昨年度、不登校といわれる児童生徒数は全国で18万人を超え、コロナ禍でスタートした令和2年度は、さらに不登校が深刻になっていると報道されている。印西市の現状はどうか。
「まだ県平均よりも低い。もっと深刻なところはある」と教育委員会が受け止めているとしたら、大きな問題だ。数字ではなくて一人一人の学びの問題なのだから。教育委員会がどう受け止めるかで現場の対応は変わってくる。
教育関係以外の相談機関として医療に2名つながっているだけで、卒業と同時に「あとは自力でなんとかしてね」という状態で送り出すことになる。これは本当にひどい話で、長年にわたるひきこもりにつながっていく可能性もある。八街市では、18歳までの切れ目ない支援をしていくために、在学当時から福祉の支援をしっかり位置付けている。これまで何度質問しても印西市ではおいてもらえない福祉人材を数多く教育委員会においている。印西市はこの先の何もしなくていいのか? 印西市は「まだ」必要ないと思っているのか?