印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)これからの教育相談のあり方~教育現場に福祉専門職を配置して - 印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)

お問合せ

一般質問

HOME > 一般質問 > 教育と子どもの福祉 > これからの教育相談のあり方~教育現場に福祉専門職を配置して

これからの教育相談のあり方~教育現場に福祉専門職を配置して

平成29年第2回(6月)定例議会

家族の状況が多様化し、子どもたちが抱える問題も多様化しています。教育・学業面の適応相談だけでなく、カウンセリングやソーシャルワークといった福祉的視点の相談支援が必要な場面が増えているはずです。学校教育における福祉専門職の配置の現状を聞きました。

10年ほど前から、いじめ対策としてスクールカウンセラーの配置が始まり、さらに家庭の問題にも対応しなければならないケースがふえ、近年はスクールソーシャルワーカーを県が配置している。どんな違いがあるのか。
スクールカウンセラーは、学校生活や人間関係や進路等の不安の解消を図るために、児童生徒や保護者に対しカウンセリング行う。スクールソーシャルワーカーは、学校や家庭では解決が困難な場合、福祉や医療等の関係機関につなぎ、子どもが置かれた環境の改善を図るよう支援を行う。

スクールソーシャルワーカーは、現在は北総教育事務所に一人配置されている。北総教育事務所管内にいったい何校の小中学校があるのかわかりませんが、これでは一つ一つのケースに十分に対応できず、かえって財政的に無駄になってしまいます。

給食費の滞納など、家庭に起因する問題に早期に対応して、虐待や不登校、ひきこもりに適切に対応していくために、市が福祉人材を独自に設置していく必要があります。

今年度から、経済的理由で高校進学をあきらめることがないように、高校入学時に一時金を支給する事業が始まった。こうした事業は、その前段で、しっかりと進学意欲を支援する相談事業が必要となります。ただ経済的支援をすればいいというものではありません。

ページトップへ