印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)何のため学校適正規模・適正配置? ~適正規模の将来像~ - 印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)

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何のため学校適正規模・適正配置? ~適正規模の将来像~

令和4年第3回(9月)定例議会

6年前に「学校適正規模・適正配置基本方針」を策定し、方針に沿った取り組みを進めてきたが、想定を超えてさらなる大規模化が進行し、令和5年度からは、当初は検討の上で採用しなかった「小規模特認校制度」が請願採択をうけて導入されることになった。当初の方針から迷走しているように感じるが、将来像をどう描いているのか。

適正規模への手法は、校舎の増築や統合を優先し、なお解消されないときは学区を検討する、という優先順位だったが、新方針では学区自由化、学校選択制は議論されるのか。
中学校区ごとに通学区域の見直し、学校選択制の導入、義務教育学校を含めた学校の統合の3つの手法を検討していく。
宇都宮市では、指定校の隣接校と学区を弾力運用して選択できる制度をとっている。適正規模化する目的であえて大規模校と小規模校をセットにしている。印西市でも研究し、その弾力運用する隣接校間でスクールバスを運行してみてはどうか?
スクールバスで適正規模が図れるとは思わないが、手法の一つとして検討はしていかなければならないと思う。
富山県高岡市では、適正規模の取り組みのなかで、「児童数が減ったので統合したい」と説明したところ地域から猛反発をうけた。そこで、10年後の姿として小中一貫教育を掲げ、そのための統合だという説明に転換したところ、地域の協力が得られたという。印西市もなんのための適正規模・適正配置なのか将来像をしっかり描かないと市民の協力は得られないのではないか。
地域地域で事情も違う。これまでの取り組みが間違っていたとは思っていない。

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