避難所運営マニュアルの視点を転換せよ
令和3年第4回(12月)定例議会
現行の避難所運営マニュアルは、「避難所に避難してきた人で「生活の場」としてどう運営していくか」という視点で編集されており、避難所にどの地区の人が避難してくるのかは定められていない。一方で、地域向けに「避難所運営マニュアル作成の手引き」も策定されており、地域ごとに避難所を運営していくことも求めている。改定される避難所運営マニュアルでは、避難所と地域の関係をどのように整理されるのか。
- 改定中の避難所運営マニュアルにはエリア分けの考え方が入るのか。
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町内会や自主防災会ごとに避難する避難所を掲載することは考えていないが、総合防災訓練の地域が一つの大きなエリアとして想定され、その中で独自のマニュアルを作成していただくのが望ましい。
- マニュアル改定にあたってどのような市民参加がされるのか。
- 避難所生活が続く場合、避難所運営委員会を自主防災組織や自治会等で立ち上げることとなる。このような事態を想定し、事前に地域の実情に即した避難所運営マニュアルを検討することは重要である。地域の特性を踏まえた避難所マニュアルの検討に活用してもらえるよう手引きを見直していきたい。
- 市内全地区で独自マニュアルを作成してもらえるように働きかけられないか。
- 今後、手引きを見直しいくなかで、どのように働きかけていくのか検討していきたい。