平成28年第3回(9月)定例議会
現在、第3期の情報化計画の課題が検証され、新たな計画の策定作業に入っているものと思います。これまでの情報化推進の方向性は、国や県の推進方針のもと、次々と登場する情報化ツールにどのように対応し、業務を効率化し、見える化して、市民の利便性を向上していくか、という方向性をもっていたと考えます。
LINEもFacebookもできないアナログな一市民としても、情報化の進展により、行政の様々な情報が入手しやすくなり、利便性の向上をいつも実感しています。しかし、便利になる反面で、人と人とのつながりが希薄になってきていると感じられることもあります。そこで、市民の求める利便性と情報化の推進方向がすれ違っていることはないか、再検証が必要ではないかと考えます。例えば、アナログな行政サービスの最前線である窓口業務で、市民はどんなところに不便を感じ、どんなニーズを持ち、どんな改善を望んでいるのか、それらのニーズは情報化により解決できるものはないのか、これまでに総合的に全庁的に検証されたことがあったのか、情報化計画で検証された内容も含め、窓口業務の現状を質問しました。