平成28年第2回(6月)定例議会
総務省の大号令により、「公共施設等総合管理計画」は今年度中にほぼ100%の自治体で策定されることになっています。公共施設のあり方は市民サービスやコミュニティづくりに直結する問題と考えており、印西市ではどのような計画が策定されるのか関心をもって見守っているところです。昨年度末までに計画の骨子案が出来ましたが、これから検討していく項目が国の指針通りに整理されただけで、どのような体制でどんな手法や市民参加の方法で検討を進めていくのか、具体的なことはこれからのようです。そこで、施設の統廃合を前提とした検討をする前に、これからのまちづくりにどんな公共施設が必要なのか、質問しました。
(1)計画策定に向けて、公共施設等の現状をどのように分析したか。
(2)公共施設の利用しやすさなど、市民がどのような公共施設を望んでいるか、全体で利用者アンケートなどをしたことはあるか。
(3)活気とつながりのある地域コミュニティをつくり、維持していくためにどんな公共施設が必要と考えているか。
(4)様々なルートで寄せられる公共施設等への市民の要望にどのような対応をしているのか。
(5)公共施設等総合管理計画は今後のまちづくりに重要な視点を示すもので、国からも全庁的な体制が求められている。プロジェクトチームなど専従体制をとる必要があるのではないか。