議案１号　保育事業の運営基準を定める条例の一部改正

子ども・子育て支援法施行規則の改正で、保育を申請した際に発行される「支給認定証」が任意発行となったことによる改正。支給認定とは、保育サービスの支給が、「この子には一日何時間必要か」ということを「認定」する制度なので、認定しなければ待機児童とカウントされない（と思う）はず。ネット上には「待機なので不認定になった」という趣旨の書き込みもみられるので、「保護者に実質的な不利益はなく、市役所の事務負担軽減になる」という答弁だったが、注意が必要と思われる。

議案２号　一般会計補正予算（１号）

新設保育園（牧の原地区、定員80名、来年度開園予定）の整備補助金１億8,505万円、本埜保育園の空調修理1,124万円、旧印旛高校跡地に整備予定の障がい者サポートセンター整備費3,085万円（今年度分）など増額する一方で、道路新設・維持関係の国庫補助は１憶396万円減額。全体で１億4,561万円を追加する増額する補正。

議案３号　介護保険特別会計（１号）

今年度から新設の地域包括支援センターに高齢者台帳システムを整備する経費で830万円を追加する増額補正。

議案４号　工事請負契約の締結

小倉台小学校の校舎増築工事の請負契約で、２億3,652万円で上村建設株式会社（我孫子市）が受注。プレハブ工法２階建て、８教室分を増築する。現在、平成33年に児童数が最大で1,200人と推計されており、37教室が必要となる。増築により最大44教室となるので、今後の児童増に対応しきれるとのこと。

議案５号　財産の取得

市役所職員が使用するパソコン220台及びソフトウェアを4,963万円で（株）大塚商会から購入する。

議案６号　財産の取得

結縁寺、草深原、和泉地区の消防団に配備されている小型ポンプ積載車３台を、2,557万円で大成産業（株）から購入。年に３台ずつ更新する５カ年計画で、あと14台の更新が必要。

報告１、２、３号

繰越明許費の繰越計算書２件と、事故繰越し繰越計算書１件。財源を繰り越すときは、前年度中に議会に「繰越明許」の報告をし、年度を超えて計算書で報告するが、事故繰越しは明許の手続きをとらずに繰越した報告。内容は、障がい者のグループホーム建設で、地盤関係の不測の工事があり、手続きが間に合わないまま完了が年度を超えたため。

報告４号

市道山田平賀線の道路上に生じた陥没穴によって通行車両が損傷した。その損害賠償金が確定し、和解金として支払った報告。

報告５号

市内の学童クラブで、保育中に児童が土の塊を外に向かって投げ、施設前に駐車していた車両を損傷した。その和解金を支払った報告。

同意１号　監査委員選任の同意

議会選出の監査委員に金丸和史議員が選任され、同意された。監査委員の任期は４年だが、前任者が議長選挙に立候補するため辞任したもの。

発議１号　政務活動費交付条例の一部改正

政務活動費の事業・会計報告の提出期限が翌年度4/30だったものを、当年度3/31に変更したもの。会計管理者からの要請に伴うもの。

発議２号　議会改革推進特別委員会の設置

前年度に引き続き、議会改革推進特別委員会が設置された。