家の中でじっとしているうちに季節は早くも初夏。6月定例議会がはじまりました。
印西市議会も、3密を避けるために、すべての会議を一番広い本会議場で行い、会期を短縮して一般質問は会派ごとに一人と決まりました。
一般質問は事前調整や打ち合わせもあるので、できるだけ議員と職員が接触しないようにということのようです。打ち合わせ無し、事前調整無しでぶっつけ質問も有りかと思いますが。
私は、はじめて「一般質問をしない議会」ということになりました。会派を代表して小川利彦さんが質問します。
質問時間は基礎時間30分に質問者以外の会派人数1人につき5分がプラスされることになっていて、実質的に私の「持ち時間は5分」と思い、自分がいま質問したいテーマを約5分でまとめました。今年度から施行された会計年度任用職員制度について代表者に質問してもらおうと思います。
質問者のほとんどはコロナ対策only。議会運営委員会では「不要不急な質問をもう一度再考せよ」という発言があり、どうもコロナ以外は「不要不急だ」という趣旨のようです。
たしかにコロナ対策は大事な問題です。でもコロナだけでいいの? と思います。行政はこの間、コロナ対策だけやっているわけではないし、市民からの相談もコロナだけではありません。
東京都知事も「with コロナ」と言っているように、コロナとは長い付き合いになるのですから、コロナ対策が必要な期間ずっと「不要不急」というわけにはいかないでしょう。そろそろ「時間軸のない不要不急」はやめたほうがいいと思います。
そもそも、その人がその人らしく生きるために必要なことは人それぞれです。
この間に無くても生活に困らなかったことは、そもそも必要ないんじゃないか。そんな考え方で出てきそうで怖いです。例えば芸術文化とか。
デイサービスの利用を控えてもこの間大丈夫だったから、そもそも必要ないサービスだったんですね、なんてことのないようにしたいです。人間の活動は今のためにやっていることだけではないですからね。
地域活動もそもそも必要なかったんじゃないか、不要不急だったと荒っぽい考え方も出そう。一つ一つ判断していくしかありません。(2020.6.4)