令和2年第1回(3月)定例議会
UR事務所跡地再整備に向けて、「千葉ニュータウン中央駅圏複合施設整備基本計画」が策定されました(一般質問時点では検討委員会が設置され、策定中)。それによると、現在の中央駅前地域交流館2号館を取り壊し、その機能を入れて一体型の施設を建設することになっています。しかし、2号館よりも古い1号館はどうなるの? いったいどんな検討をしてきたのでしょうか。
つまり、「2号館を取り壊すことになった。じゃあ1号館はどうしよう」という検討を、端っからまったくしなかったということです。事前に職員の皆さんとお話しするなかで、その可笑しさに気付いている人もいました。しかし、「方針をつくったのは企画部だからよけいなことは言えない」「基本計画をつくっているのは福祉部だから関係ない」という構図で、こんな市民の常識からかけ離れたことが起きてしまっているのです。
想像してください。
1号館の隣で新しい施設の建設が始まりました。普通の市民は、隣に1号館の新築工事が始まったと思います。
「隣に新しい建物ができたら、そっちに移るのでしょう?」
「いやいや、1号館は関係ないんです」
「え? 設備も古くて雨漏りもしているじゃないですか? ここはどうなるんですか?」
「さあ、いずれ建て替えるんじゃないでしょうか、よくわかりません」
こんな会話がたぶん何百とかわされることになると思います。
そして、多くの市民はこう思います。
「なんで1号館も一緒に考えないんだ。印西市は何を考えているんだ」と。
多くの市民に笑われることになるでしょう。
これは、市民ニーズにそっているとかいないとか、そんなこと以前の問題です。行政組織として猛省すべきです。コチコチのその組織、何とかしてください!