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ふれあいバスは抜本的に見直されるのか

令和元年第3回(9月)定例議会

地域公共交通会議の新たな任期が始まり、いよいよ本格的に交通網の見直し議論が始まるものと期待されます。

先だって視察した愛知県豊田市のコミュニティバスは、主要な結節点をつなぐ基幹バスと結節点を中心に地域内をめぐる地域バスのネットワークで成り立っており、循環ルートを採用していない。ふれあいバスは今後も循環ルートを基本形とするのか。
ルートの結節点による効率的なバスネットワークの形成の特徴は認識している。どのような効果をもたらすかなど、豊田市などの他の自治体の事例も参考に研究していきたい。
公共施設を結ぶ循環型ルートは限界に達していると思っている。豊田市は、結節点をシャトル便で結んで、結節点から地域バスに乗り換えて目的地まで行くやり方。仮に循環ルートを維持するにしても、運行間隔を短くするには結節点、ターミナルは必要。例えば、UR跡地に整備予定の複合施設に、中央駅圏のバスターミナルをつくれないのか。
施設利用者の利便性等を考慮し、ふれあいバスが停車等できるスペースの確保について、担当課と協議している。
豊田市では、合併を機に公共交通基本計画が策定され、 基準サービスレベルと、市民一人あたりの財政負担がまず設定されている。ふれあいバスでは基準となるサービスレベル、市民一人あたりの財政負担は設定されるのか。
公共交通の充実には、ある程度の財政負担が必要となる。類似団体等の財政負担の状況を研究していきたい。
豊田市の基準サービスレベルは、一時間に一本以上、朝6時から夜10時までの運行、運賃は距離によって100円~700円と、市民に約束している。財政負担も市民一人あたり2,300円とまず決めている。印西市は現在、市民一人約1,600円だが、どの程度までの財政負担を考えているか。
市民一人当たりの財政負担については、豊田市を含め、類似する自治体の事例を研究してみたい。

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