印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)2018年9月定例会の議案 - 印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)

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2018年9月定例会の議案

議案1号 「指定居宅介護支援等事業の人員及び運営基準を定める条例」の制定
介護保険法等の改正で、居宅介護支援事業所(ケアマネージャーが常勤してケアプラン作成等の支援を行う事業所)の指定権限が県から市に移譲されたことに伴い、条例で運営基準等を定めるもの。施行は10/1。指定権限が委譲されるとともに事業監査も市の役割となるが、人材増強、育成、監査基準の策定など、監査の体制づくりはほとんどこれから。
ケアマネージャーの資質によって、介護生活はかなり左右される。介護保険の要といえるケアマネージャーの資質向上に市が責任を負うことになり、責任重大な条例制定である。

議案2号 「景観条例」の制定
長い長い検討の時間をもってようやく条例制定となった。国道464号沿いに大型物販施設が進出しはじめ、大型の広告看板が目立つようになった10年ほど前から、景観に対する意識が高まり検討が始まった。屋外広告物の規制強化などで対応しつつ、平成26年度に景観法に基づく「景観行政団体」となって、県にかわって良好な景観づくりの役割を市が担うようになった。今年3月には「景観計画」を策定し、少し遅れて条例の制定、10/1からの施行となる。
条例では、市民、事業者、市それぞれの責務を定め、届出や事前協議、指導・勧告に従わない場合の氏名公表などが規定されている。「景観重要建造物」「景観重要樹木」「景観まちづくり重点地区」など景観計画と連動した施策や、はじめてメガソーラー施設の届けも義務化された。

議案3号 「市議会議員及び市長選挙の公費負担に関する条例」の一部改正
公職選挙法の改正で、市長選挙に引き続き市議会議員選挙でもビラの配布が可能になり、作成費が公費負担となる。来春の統一地方選挙に適用される。公職選挙法ではこれまで、公示後の文書図画は選挙はがきとポスター、たすきと街宣車の看板のみが通常認められていた(つまり、もしもビラが配布されていたとしたら、それは違反ビラ)。枚数は印西市の場合、法で4000枚が上限と規定されているので、選管から証紙を規定枚数もらい、それを貼って配布することになる。証紙のないビラは違反ビラとなる。

議案4号 一般会計補正予算(2号)
9月定例会には、予算編成時(年末ころ)に盛られた人件費が現員現給にあわせて補正される。職員数は7人減り、給与手当で6,581万円、共済費をあわせると1億523万円の減となっている。さらに、またまた想定を上回る増収で、市税収入を8億4,683万円増額で、予定されていた基金の取崩しをやめても、人口10万人達成記念イベントの経費や、児童増による児童手当の増額、カーボン排出削減計画の策定委託、西の原中学校体育館の改修費を盛り込めている。

議案5号 国民健康保険特別会計補正予算(1号)
前年度の繰越金補正分6,644万円を入れ、一般療養給付の減とあわせて基金に積み立てる補正予算。

議案6号 下水道事業特別会計補正予算(1号)
前年度の繰越金補正分9,987万円を入れ、基金に積み立てる補正予算。下水道会計は人件費を入れており、現員現給の影響額は共済費あわせて365万円の増。

議案7号 介護保険特別会計補正予算(2号)
前年度の繰越金や国庫補助金、支払基金交付金の精算分で、2億7,440万円の増を基金に積み立てる。

議案8号 財産の取得
小学校1年生の児童用机・椅子1,200組を1,101万円で白井市の株式会社ハタヤから購入する。毎年1学年分ずつ老朽化した机・椅子を入れ替えていく9か年計画で、今回は4年目。昨年、脚部の形状や調節ネジの向きなどの仕様を緩和したところ、購入額は半分以下になった。単価だと、27年度20,100円、28年度19,800円、29年度8,800円、今年は8,500円となっている。

議案9号 指定管理者の指定
印旛高校跡地に来年度から開所する障がい者施設「ふれあいサポートセンターいんざい」の指定管理者を、社会福祉法人印旛福祉会に指定するもの。この施設は、精神障がい者の親の会からの長年にわたる要望が発端になっており、主に精神障がいの方の日中施設、自立訓練、就労支援施設というコンセプトだった。公募の上、応募してきた2者から選定されたので致し方ないが、精神障がい者の支援にあまり実績のない法人(知的障がい者の支援には多大なる実績がある)となり少々不安が残る。

報告1号 継続費精算報告書
継続費が組まれていた木刈小学校の改修工事と小倉台小学校の増築工事の精算報告。

報告2号 平成29年度健全化判断比率、資金不足比率の報告
地方公共団体財政健全化法の規定される財政指標が議会に報告され公表される。財政健全化判断比率は、①実質赤字比率、②連結実質赤字比率、③実質公債費比率、④将来負担比率の4指標があり、印西市はまったく問題なし。
資金不足比率は水道事業会計と下水道事業特別会計について経営状況の指標として報告される。

報告3号 専決処分の報告
県道に接続するT字路(下井)のガードレールが折れ曲がって突き出していた箇所に通行車両が接触して車体が傷ついた事故の和解金支出の報告。過失割合は市が1割。

報告4号 専決処分の報告
香西新田の市道に空いた穴に通行車両がはまり、タイヤとホイールを破損した事故の和解金支出の報告。車体が特注品であったため、40万円以上になった。過失割合は市が10割。

報告5号 専決処分の報告
牧の原1丁目の市道を夜間に通行していた車両が、垂れ下がった街路樹の枝に衝突し車体が破損した事故の和解金支出の報告。

同意1号 教育委員(新任)の任命の同意

同意2号 固定資産評価審査委員の選任の同意

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