3月議会が2/15から始まっています。
12月議会が年末に終わって、個人的事情もあって年末年始バタバタとし、議会報告を書き、印刷してポスティングしながら、もう次の議会の質問を考える…(一般質問は通告制で2/1が締め切りでした。前議会が終わってから、猶予は一カ月です)。議会と議会の間があまりにも短く忙しい。議会が始まると、むしろホッとする、そんな感じです。
議会中のほうが楽なんて、ちょっとおかしいな、なんか前と違うな、と思っていました。
その原因は「委員会制」でした。
4年間のブランクを経て市議会に戻ってみると、人事議案以外のすべての議案審査が「委員会付託」となっていました。つまり、自分が所属する委員会に付託される議案を重点的に審査すればよく、残りは傍聴ですので、質問があっても意見があっても発言することはできません。審査しないので緊張感がありません。
私は議員のもっとも重要な務めは議案審査だと思っています。議決機関なのですから。
自分が自信をもって賛否の態度が示せるように、事前に情報収集、調査をして意見をまとめて臨みます。それが少ないほうが、精神的にも時間的にも楽に決まっています。議案であるのに、傍聴すらしない議員もいます。今議会で言えば大事な来年度当初予算議案であっても。もちろん傍聴しなくても欠席にはなりません。
委員会付託制度は議会運営としてはとてもスマートでしょう。しかし、これが改革かと言えば、私は??です。
印西市役所の職員の皆さんのほとんどは勤勉に一生懸命業務に取り組んでいます。しかし、自分の業務以外にも目を向け、連携して市民サービス向上させていこう、という動きがあまり見られません。年々タテ割りが強化されてきているようで、議会でもいつも、各課各部門の連携を訴えています。しかし、振り返って議会の姿はどうか…。委員会制はある意味でタテ割りの強化です。
実感しました! タテ割りは楽だわー。だって自分のところだけですやっていればいいんだもん。きっと職員さんたちも同じ気持ちの人が年々多くなっているのかもね。
自分たちが楽して、人に厳しくは説得力がないわよね ^_^;(2017/3/3)