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この子と一緒に死のう…どう感じますか?

ちょっと言い足りないこと
2022.07.05

6月議会では、「印西市の公式ホームページがあまりにもわかりづらい」という一般質問をしたのに、「そういうお前はどうなんだ?」とカゲグチが聞こえてきそうな更新状況で、申し訳ありません。いろんな会合で、もっとSNSなどで情報発信してほしいと言われ、心を入れ替えていこうと思っています。

最近、特別支援学級の保護者の皆さんが集まる会に参加させてもらい、6月議会では、特別支援学級の現状を聞く質問もしました。子育て世帯が多く転入してきていて、校舎が足りない、給食が足りないと、教育委員会はハード面の対応に追われているところですが、特別支援学級の児童生徒数も3年間で1.5倍になっており、それなのに、介助員は減っている現状でした。特別支援学級の定員は8人ですが、それぞれの子どもの特性を理解し、それぞれの学習をみていくには一人の先生で8人は不可能に近いです。ですが、8人のクラスが存在するという現実です。

先の集まりで「この子と一緒にどうやって死のうかと考えた」というお話があって、時代が進んで、法律や福祉制度が整い、民間の福祉サービスが充実してきても、やっぱりこう考えてしまう親子がいること、しかも学校現場の対応からこういう気持ちにさせてしまっていることに、もうやるせない気持ちです。

現状をどう改善していくか考えるに、「子ども発達センター」の充実が本当に欠かせないという結論です。公的な療育相談を充実していくしかないのです。これまで何度も何度もこの問題は質問してきたけれど、現状は改善されるどころか、人口増でどんどん悪くなっているように感じます。10回言ってダメなら100回言わなきゃ。暑いなかで怒りとも諦めとも言えない気持ちが渦巻いています。「この子と一緒に死のう」という親子の声を真剣に聞いてほしい。とくに管理する側の人間は。

(2022.7.3)

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