9月定例議会開会中です。議会前はコロナ第5波のピークがまだ見えない時で、感染防止対策として一般質問は会派代表だけになり、昨年に続き、コロナで質問に立てない
議会となりました。ただ、子ども発達センターについての質問原稿は作り、代表者に代理で質問はしてもらいました。
さて、今議会、私が所属する文教福祉常任委員会には、滝野中の校舎増築工事の契約案件と、船穂小の存続を望む動きから始まった「教育環境改善に関する請願」が付託されています。
印西市は小中学校の大規模化と小規模化が同時に進行しており、児童数1200人36クラスの大規模校がある一方で、全校で30人、一学年1クラスの編成ができず(県が配置する教職員数の関係で)複式学級になっている学校もあります。その中の一つ、上記議案の滝野中は、現在320人12クラスの規模が、10年後には750人25クラスまで増えると推計されたため(たぶん推計よりも増える)、現在の校舎とほぼ同規模の校舎を増築する工事をしようというわけです。
この極端に格差のある教育環境を何とかして欲しい、という訴えが上記の請願です。
学校の規模によって、学習環境とか学校やクラスの雰囲気、先生方の負担感などどう変わってくるのか、それぞれの受け止め方や好みもあると思います。
私自身の個人的記憶では、自意識が過剰になりがちな中学時代、超大規模校に埋没できたことが楽だった記憶があるので、今とは比べものにならない安普請のプレバブ校舎だったけれど、まあ、そんなに悪くなかったと思っています。
どうすることが規模の格差の是正になるのか難しいところですが、請願は、大規模校から小規模校へスクールバスを運行して子どもを送り込めばいいという解決方法を要望していますので、その是非が議論されることになるでしょう。
立場と経験、人間関係が錯綜しそうです。
(2021.9.21)