印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)予定調和はもうやめた - 印西市議会議員 ますだようこ(増田葉子)

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ちょっと言い足りないこと

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もうやめた

予定調和は
もうやめた

ちょっと言い足りないこと
2020.03.09

2月下旬から始まった3月定例会も一般質問と予算委員会が終わりました。
今回の一般質問は、若者の言葉で言えば「ガチ」でやりました。

印西市議会の一般質問は、まず、開会2週間前までに、自分がどんなことを質問したいか「通告」をします。
通告すると、担当となる議会担当職員が割り当てられ、「通告内容について調整させてもらいたい」と連絡があります。いわば「事情聴取」です。その「調整の場」は、実際に答弁書を書く職員さんが入れ替わり立ち代わり来て、ある程度、自分の質問の意図を聞いてもらい、私も職員さんたちの反応をみて、考え方も聞いてすり合わせをしていきます。
そこで、「この辺が落としどころか」と感じ、「こう答えてくれればいい」と言ってしまうことがあります。予定調和です。

この事前調整をどこまでやるのかは議員それぞれのやり方です。100%、つまり議場で話していることはすべて原稿になっている人もいれば、通告なしに質問して、「通告しておいてくれればしっかり答弁するのに」など言われる人もいます。

私は、これまで、事前調整の中で、現実に担当している職員さんに理解を求め、取り組み方を変えてもらえればいいと思っていました。議場での質問そのものよりも、事前調整が大事だと考えてきました。しかし、しかし、しかし……。
長年、それでやってきて、いま、市役所はどうか。少しは良くなってきているか…。「これじゃ、ダメじゃん」と改めて思いました。緊張感がない議会だと、だれも勉強しなくなります。ダメなのは議会の責任でもある。

そこで今回は、「ガチ」でということにしました。よかったかどうかわからないけど、緊張感はみなぎっていました。

一般質問は、議員にとって大事な政策づくりの場です。
予定調和はやめよう。
相手を変えたいならまず自分から変わろう。基本でした。(2020.3.8)

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